バック時の「。。だろう」での交通事故

油断・慢心が交通事故につながる

 

こんにちは!
交通事故むち打ち治療院・おがわ整骨院の木村です。

 

今回は、バック時の安全確認の重要性について知っていただきたいと思います。

 

ドライバーに「運転で緊張する場面」を問えば、「右折」と並んで「バック」と答える人が少なくないです。

さらに、その多くの方が、嫌い、怖いなどと付け加えてます。

 

見るべきもの、注意すべきことが多いバック。

たったひとつの見落としが、すぐ事故につながります。

 

バック時には、一つひとつの安全確認を確実に行って下さいね。

 

ここから

バック時のしっかりとした安全確認の必要性について、実際に起きてしまったという事故のお話です。

 

交通事故

 

■ 慣れた場所で起きた事故

ある年の3月中旬で、晴れた日の午後でした。

山間にある集落に、灯油配達の小型トラック(2トン)が停車していました。

道幅の狭い道は、センターラインはもちろん、車道の外側線や歩道もない道路です。

 

灯油配達車を運転する60代半ばの男性は、ほかの車の通行を妨げない唯一の場所で、変形T字路交差点の中に車を停車させ、いつものようにお客さんが持参したポリタンクに灯油を注ぎ入れました。

その日のお客さんは近くに住む60歳代前半の女性だけでした。

 

清算後、給油の片づけを手際よく終え運転席に乗り込んで、T字路の交差点を右へと進みたい男性ドライバー。

でも、灯油配達車が停車している位置からでは曲がりきれません。

 

ドライバーは、そのまま曲がり切れる位置までバックしてからの右折を選びました。

何度も訪れ、道路や、周囲に状況を分かっているドライバーは、左右のミラーに目をやりつつ、バックを開始。

 

数秒後、ドライバーの耳に予想もしない叫び声が聞こえました…。

 

「ギャーー」

 

これまでに聞いたことのない女性の悲鳴に驚き、慌ててブレーキを踏み込みました!

 

しかし、時すでに遅く、悲劇は後戻りできないところまで進んでしまっていました。

 

それは、まさに断末魔の叫びでした。

 

悲鳴の主は、灯油を購入した女性。

 

女性の悲鳴をドライバーが聞いたのは、バック開始から1mほどの所で、車が停止したのは、さらにそこから約4m後ろだったといいます。

小型トラックに背を向けた状態で胸部等をひかれた女性は、搬送先の病院で間もなく死亡が確認されました。

 

■ 事故を起こしてからでは取り返しがつかない

トラックの男性は
「清算後、それなりの時間が経過していたので、まさか後方に女性がまだいるとは思わなかった」
と供述していたそうです。

 

 

原因が男性の後方安全不確認であることは否定しようがありません。

運転席から真後ろの状況が確認できないのならば、乗車前に後方の安全を,、自分の目で確認するのが大事。

 

この男性がしっかり自分の目で確実に安全確認をしていれば、防げた事故ですよね。
真後ろに誰もいないだろうといった「思い込み」が引き起こした事故でした。

 

慣れた時、慣れたところほどつい「。。だろう」という気持ちが出てきます。

しかし、その「。。だろう」が大惨事を招くことも。

皆さんも、バック時はもちろん、車に乗るときは安全確認をしっかり行ってくださいね。

 

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